
函館の旅に出かけたらぜひ触れてみたいのが、日本を代表する偉大な詩人・石川啄木の足跡です。函館市内には、彼の銅像やいくつかの歌碑があります。
故郷の岩手県盛岡市で、学校の教員をしながら地元の新聞などで文筆業を行なっていた啄木は、函館の文芸結社「首蓿社」の松岡蕗堂らと知り合ったことをきっかけに北海道で新生活を送ることを決意し、明治40(1907)年5月に函館に移り住みます。約4ヶ月の函館生活の間に小学校の代用教員などで生計を立てていましたが、市街を襲った大火災を機に函館を離れ、札幌・小樽・釧路を転々とした後に、東京に移り住んで本格的な創作活動を始めることになります。
彼の墓碑がある立待岬をはじめ、石川啄木小公園にある彼の銅像や函館公園、そして啄木の記念館である「哀愁テーマパーク 啄木浪漫舘」に彼の歌碑が建っています。また、啄木浪漫舘には、啄木に関する貴重な資料が数多く展示されていて、彼の世界の奥深くにまで触れることができます。